記録したいこと
- 面談の日時・場所・出席者と所要時間
- 退職を求めた理由、提示条件、回答期限
- 会社の発言と自分の返答を区別した経過
突然、上司と人事から「今後の働き方について話したい」と呼ばれ、退職を勧められることがあります。その場では驚いて記憶が曖昧になりがちです。後から会社の説明を確認できるよう面談の経過を残しておきましょう。
まず、事実を時系列で残す
面談が終わったら、日時、場所、同席者、開始・終了時刻を記録します。続けて、退職を求められた理由、退職日、解決金などの条件、回答期限を書き出してください。「来月から仕事はない」「断っても同じ話を続ける」といった発言があれば、誰がどの言葉を使ったかを、記憶が新しいうちに記録します。
自分の返答も重要です。「今は退職に同意していない」「条件を持ち帰って検討する」と伝えたのか、退職の意思を示したのか。発言と印象を分けてメモすると、後の相談で経緯を正確に伝えやすくなります。
会社の提案は書面で確認する
口頭で「退職日まで給与を払う」「解決金を出す」と言われたときは、金額、支払日、退職日、離職理由を記載した案を求めてください。書面がない段階で条件を確定したつもりにならないことが大切です。解決金を提示されたときの確認点も参考になります。
退職を望まないなら、その意思を曖昧にしないことも必要です。退職勧奨は解雇とは違い、応じるかどうかを労働者が選べます。他方、長時間・多数回の面談や威圧的な言動は、状況によって問題となり得ます。
記録は「次の対応を選ぶため」に使う
記録があれば、会社に理由を尋ねるべきか、退職を断る返答をするか、条件を交渉するかを検討できます。弁護士と相談しながら自分で返答する場合は労働バックアッププラン、会社との交渉を弁護士に任せたい場合は退職勧奨の代理交渉をご相談ください。
